日々、あわただしく過ごしていると思い出す、時間泥棒。
灰色の男たち。
こどもの頃から、本を読むのが大好きで、よく両親に図書館に連れて行ってもらったり、本を買ってもらったりしましたが、
私の記憶の中で、ただ一冊。
父が買って、読んでごらん、と私にくれた本。
児童書で、もう手元にはないのですが、忙しく過ごしていると思いだす本です。
30年くらい前に読んだ本で、記憶はかなり曖昧ですが、、、
モモたちが暮らしている、のんびりとした平和な世界に、
灰色の男たちがやってきて、みんなが時間をいかに無駄にしているかをとき、
時間貯蓄銀行に時間を預けたら、時間を利子をつけてかえす、
と。
モモの周りの人たちは、一秒でも無駄な時間をなくし、預けようと
せかせかイライラと働き、人生を楽しむことを忘れ、みんな変わっていってしまう、
そして、預けた時間は奪われてしまう、、、というような内容だったような。
灰色の男たち。
ときどき、自分が子どもたちにとって、灰色の男たちになっている気がして、
どきりとします。
文庫も出ているんですね。
また、久しぶりに読んでみたいな。
リンク
リンク
今日もご覧いただきありがとうございます。
みなさまにとって、心地いい一日をお過ごしください。