団地のベランダで使用しているコンポスト、キエーロくん。我が家の使い方と一年ちょっと使用してのメリットデメリットをまとめてみました。
使い方
①生ごみをためる
②土に埋める
③乾いた土でフタをする
以上
我が家の場合
初期投資400円のみ。電気も追加の費用も発生せず、臭い、虫も来ていません。ただ生ごみをためて穴を掘って埋めるだけ。
↓前回のキエーロ君
我が家のベランダキエーロくんの作り方や途中経過はこちらの記事
我が家の場合の使い方
①ためる
キッチンのホーロー容器にコーヒーかすや、野菜くずをためる。生ゴミをためる容器はなんでもいいですが、蓋つきがいいと思います。生ゴミは特に水切りの必要なし。容器は常温に置いています。
ホーロー容器は、容器に臭いもつかず、煮沸もできるのでおすすめ。
☆生ゴミについて
キエーロくんの好きな生ゴミなど詳しくは、過去記事に書いてあります。
ベランダで虫や臭いが心配な人はコーヒーかすや茶葉のみでのスタートがおススメ。
我が家も最初はコーヒーかすや野菜くずスタートでした。今はフルーツの皮も捨てますが、お肉や骨など分解に時間のかかりそうなものや、虫が来そうなものは燃えるゴミとして捨てています。
冬は野菜くずを刻む、ホーロー容器にお湯を少し入れて温度を上げてから、土入りバケツに運ぶなど分解を早めるお手伝いをする場合もありました。
②うめる
バケツに穴を掘って、生ごみ投入。サクサク土と混ぜる。
分解には水と空気が必要なので、必要なら水を足す。
③乾いた土でフタをする。
↑
この乾いた土が臭い、虫を発生させないために一番重要。
☆前回埋めたところは分解中なので、新しいところに穴を掘ること
私はバケツの円を四等分をイメージして、反時計回りに次に埋める場所にスコップをさしていました。
キャスターにのせているので、日のよく当たるところに移動します。
1年ちょっと使用してのメリット、デメリット
メリット
+生ごみが減る
バケツの中の生ゴミは分解されるため、土の量は増えません。
+生ごみが減ることにより、捨てるときの燃えるゴミが臭わなくなる
デメリット
+冬は分解に時間がかかる
+ベランダだと、土の量が少ないので、生ごみを分解できる量が少ない
様子を見ながら、キエーロ君に入れる量など工夫が必要
+引っ越し時など移動するときは捨てる場所が必要
(途中でやめた場合は、植物などを育てる土として、再使用できます。)
★引っ越し時の我が家の場合
季節や生ごみの種類にもよると思いますが、やめる1か月ほど前から使用中止
→畑に土を還しました。
容器は、もともと穴のあいた捨てる予定のバケツだったので、燃えるゴミとして処分
維持に費用もかからず、とてもお勧めなのですが、お引越し時に荷物と一緒に運ぶのは抵抗があり、畑の土として還しました。
またベランダで使用していたため、重さがある土を数回に分けて畑に運ぶ作業は大変でした。
今回引っ越し後 キエーロ君を再開するかどうか。
・キエーロを手放すときの土を還す場所がない
・黒土が手に入らない
・引っ越し時に土に還すのが手間だった
ため、どうしようかなぁ、と迷っているところでしたが。
5人家族現在の我が家の一週間の燃えるごみの量
市指定ゴミ袋 小 15リットル 週2袋
コーヒーかすは乾燥してから
ミカンの皮は乾燥させてから
資源ごみは極力分別
個包装のものをなるべく買わない
などの対策をしても、私の目標である燃えるゴミを捨てる回数を週1回にする!には、ほど遠く。
ごみの重さを計測したところ、燃えるゴミの半分が生ごみとコーヒーかす
キエーロ君を導入したらもう少しゴミを減らせるなぁ。
ということで、コンポストキエーロ君再開します。
キエーロくん2号準備したもの
容器
穴があいて取っ手が取れていたバケツ
(前回より小さい…)
フタ
今のところ、いいものがなくてなし
黒土
手に入らず、ホームセンターで198円だった園芸用の土 15リットル
キエーロくん2号の経過は、またご報告出来たらなぁと思っています。
。おまけ。。
スーパーでもらう魚やお肉を包むビニール袋。
旦那さんに袋に入れないの?と聞かれ、結局捨てるゴミになっちゃうからいらないの♪
と言ったもののの、その帰り道、購入した鯖のパックから汁がもれて、エコバックも着ていたダウンも洗い直すことになった私です。
時間と手間をかけてまで、なぜ私はゴミを減らしたいのかなぁ、と自問自答することがあります。
地球のために、未来のために、そんな大きなことは考えていない私です。
ただ
自分も、みんなも、地球もゴミが減ると心地よいよね。
と思うのです。
ミニマリストを目指す過程で、たくさんのものと向き合い、手放してきました。その過程で、なぜ手放すことになったのか、ひとつひとつのものについて、しっかり考えてきました。一度使ったら捨てて、いらないものは燃やして、そんな生活よりも、あるものを大切に。壊れたら、直して使う。最後の最後まで使い切る。そんな生活が私は憧れで、自分が心地よいなぁと思う。そして、ちょこっとでも、ゴミが少なくなったり、地球も心地よいだろうなぁ、ということに取り組めると、自分が嬉しい。
だから今日も、明日も。ちょこっとでもゴミが減るといいなぁと思いながら、私にできることを探しています。
無理せず、楽しくサステイナブル(持続可能)で、私もみんなも心地よい暮らし。皆さんも一緒にさがしてみませんか?
久しぶりの更新になってしまいましたが、いつも最後までご覧いただきありがとうございます。
今日も皆様にとって心地よい一日になりますように。